負ける練習 〜生徒の皆さんへ〜
- 公開日
- 2014/01/30
- 更新日
- 2014/01/30
校長室より
校舎を回ってみると、2年生が一生懸命に柔道の「受け身」を練習していました。
「受け身」は相手に投げられた時にけがをしないようにするための大切な技術です。
相田みつをさんの「負ける練習」という書(詩)にこんなことが書かれています。
柔道の基本は「受け身」であり、「受け身」とは負ける練習です。
人生においても、人の前で失敗をしたり恥をさらしたり、自分のカッコ悪さを多くの人の前でぶざまにさらけ出したりする「受け身」の練習が必要です。
そしてこう続きます。『負け方や受け身のほんとうに身についた人間が、人の世の悲しみや苦しみに耐えてひと(他人)の胸の痛みを心の底から理解できるやさしく暖かい人間になれるんです。』
深く、心にしみる言葉です…。
出典「一生感動一生青春」(文化出版局)です。ぜひ読んでみてください。