「未来を創る飯舘の中学生」(キャリア教育推進授業)
- 公開日
- 2015/01/26
- 更新日
- 2015/01/26
復興の足跡
飯舘中学校では「未来を創る飯舘の中学生〜わたしたちの歩く道、みんなが描く未来〜」をテーマにキャリア教育の充実を図る工夫を行っています。
これまで震災、原発事故の影響による避難生活で、地域との連携や情報収集、人材確保が十分に行えなっかたことから、体験活動等の機会がなかなかとることができませんでした。
飯野町に仮設校舎を構えて2年半、地域の方々のご協力や支援していただいている多くの方のご協力により、つながりができ、生徒が自分たちの生き方を見つめるための体験やお話を聞ける機会を少しずつつくれるようになりました。
今回も「いいたてまでいの会」のまでい大使の「菅原美智子」様のご紹介で、福島市でご活躍されている3名の方の貴重なお話を伺うことができました。
○サイトウ洋食店店主「齋藤 正臣」様(写真:奥)
○フォーラム福島総支配人「阿部 泰宏」様(写真:奥から2人目)
○福々和本舗代表取締役「佐久間 功」様(写真:手前から2人目)
○いいたてまでい大使(ラジオ福島アナウンサー)「菅原美智子」様(写真:手前)
菅原様をコーディネータ役に、パネルディスカッション形式で3名の方の仕事に対する思いや中学生へのアドバイスをお話くださいました。
生徒からは、
「人生を変えた出会いについて教えてください」
「今の仕事で大変なことは何か」
「今までの失敗は」
・・・など多くの質問が出てきましたが、全てに丁寧な回答をいただきました。
この時間を終えてせいとから、次のような感想が聞かれました。
「一人ひとりの“人生”がとても手本になった」
進学や仕事につくことのみならず、“人生”について学べたことは、今回のキャリア教育が意味あることだと実感できました。