学校日記

東日本大震災から未来を考える会

公開日
2015/03/12
更新日
2015/03/12

学校だより

3月11日
あの日から4年がたちました。
本校では卒業式予行演習の合間をぬって、2時46分に黙祷をささげ、「東日本大震災から未来を考える会」が行われました。
4年前、卒業生は小学6年生でした。
慣れ親しんだ村の小学校から川俣中学校を間借りした仮設小学校へ。
そこから川俣高校に間借りしていた中学校の仮校舎へと入学し、8月には中学校の飯野仮設校舎へと引っ越しました。
小中学校を激動の中で過ごした生徒たちも、金曜日には卒業です。
会では、3年生の西内さんから当時を振り返って発表がありました。
震災以降の不安な気持ちと多くの方への感謝が述べられ、
中でも「避難生活を通して、今まで以上に地元を理解し大切にしていこうという気持ちが強くなった」「全部が悪い思い出というわけではない。普通では経験しないことを一つ一つ乗り越えてきたので、精神的に強くなれたような気がする。」「お世話になったすべての方に感謝の気持ちを伝えたい。当たり前のことを大切に思う気持ちを忘れてはいけない。」といった言葉が強く印象に残りました。
明るく前向きな生徒たちの姿は、村の「希望」そのものです。
卒業生の皆さんには、中学校生活で培った経験や力をもとに、未来へはばたいてほしいと強く願っています。

写真上 2時46分 黙祷
写真中 ビデオで震災後の「ゆず」との交流を振り返る
写真下 西内さんの発表

  • 387344.jpg
  • 387345.jpg
  • 387346.jpg

https://iitate.schoolweb.ne.jp/0720022/blog_img/13777494?tm=20240822110216

https://iitate.schoolweb.ne.jp/0720022/blog_img/13785545?tm=20240822110216

https://iitate.schoolweb.ne.jp/0720022/blog_img/13790567?tm=20240822110216