素晴らしい機会をいただき、ありがとうございました。
- 公開日
- 2022/08/12
- 更新日
- 2022/08/12
学校だより
8月3日(水)、午後10時すぎに羽田空港からANA便に乗り込み、シドニー国際空港に朝9時に到着したとき、生徒たちの表情は不安でいっぱいで、正直申しますと、滞在6日間、ほんとに大丈夫なのかと不安に思いました。
その後、オペラハウスなどのシドニー市内観光、パシフィック・ヒルズ・クリスチャン・スクールの生徒さんたちの交流、ホームステイ先での温かいもてなしなど、滞在日数が進むにつれて、生徒たちの表情は明るくなり、
8月8日(月)、2回目のP.H.C.S訪問では、進んで生徒さんたちとコミュニケーションを取る姿が見られるようになりました。
お別れ直前に開催していただいたフェアレルパーティーでは、本校生徒たちが英語と日本語の違いクイズを出してP.HC.Sの生徒さんたちを和ませたり、村紹介ビデオや映えないトランプを紹介して、飯舘村の良さをしっかりアピールしたり、自分たちの思いや願いを英語で伝えるこすることができました。
シドニー最後の夜、夕食前にチャイナタウンやダーリングハーバーを散策しましたが、颯爽と歩く5人の生徒の姿は、現地にすっかり馴染んで少年・少女そのものでした。
出会いは成長の種と申しますが、生徒たちは、オーストラリアで、いろいろな人種や素敵なパーソナリティをもつ人たちから、寛容で温かいリスペクトフルなライフスタイルを体感し、日本だけでは得ることができない、大きな成長の種(グローバルな物の見方・考え方)をいただくことができました。
そして、その種は生徒たちの心にしっかりた芽吹き、これからの未来に向かって、素晴らしい一歩を踏みだすことができたのではないかと思います。
今後は、学校での支援・指導はもちろんのこと、村や各ご家庭でのサポートをいただきながら、オーストラリアで芽生えた生徒たちの芽を大切に育てていきたいと思います。
また、今回このような素晴らしい体験で学んだことを、後輩にもしっかり引き継いでまいります。
最後になりますが、海外での素晴らしい経験を糧に、今後ますます活躍していく生徒たちの姿をぜひ楽しみにしていただきたいと思います。
いいたて希望の里学園 校長 山田 徹