2 飯舘中学校の現状−その1
- 公開日
- 2012/01/27
- 更新日
- 2012/01/27
復興の足跡
生徒は福島市や伊達市の避難先から村のスクールバスで毎日通学している。通学に1時間以上かかる生徒もおり、また、幼稚園児や小学生とも一緒のため、部活動をはじめ、放課後の活動の時間がとれないなどの課題が残っている。
校舎は県立川俣高校の一棟をお借りして、教育活動を行っており、午前・午後の2回、放射線量を測定し掲示している(ホームページでも公開)。さらに、昇降口には汚染を防ぐためのマットを設置するなど、不要な放射線をできるかぎり受けないよう配慮している。幸いにして、川俣町や川俣校舎は放射線が低く、お借りしている川俣高校のご配慮により、10月には、体育での屋外活動を再開することができた。