中体連大会を終えて
- 公開日
- 2012/06/15
- 更新日
- 2012/06/15
校長室より
壮行会で、ある大会で見かけた横断幕についての話をしました。
そこには、たった4文字で「勝つ資格」と書いてありました。
生徒たちには、様々なハンデがあり、技術や体力などの「勝つ条件」を整えることができなくとも、「勝つ資格」だけは失わないように最後までがんばろう、という話をしました。
そして大会当日、どの会場でも、たとえ大差がついても下を向かず、励まし合いながら、しっかりと前を向いて試合をする姿がみられました。
また、試合中のマナーやチームワークもすばらしく、多くの人たちから、「よくがんばった」「よく出場してくれた」という声が寄せられました。
約1年間のブランクにもかかわらず、見事に勝利したサッカー部、男子テニス部はもちろんのこと、惜しくも敗退した選手の皆さん!
自分たちにはどうすることもできない多くの困難を乗り越え、限られた施設や時間の中で全員が集中して練習に取り組み、そして最後まであきらめず試合をした皆さんには、まちがいなく「勝つ資格」がありました。
「もう少しでも練習ができていれば…」と思ったのは私だけではないはずです。
選手の皆さんを誇りに思うとともに、健闘を心から称えます。