今にも通じる会津藩の教え「什の掟」
- 公開日
- 2012/10/29
- 更新日
- 2012/10/29
善意の「絆」
本校では現在「日本人の忘れもの」事業で全国に忘れたくない言葉や大切にしたい言葉などを募集していますが(本ホームページ右下のパンフレット参照)、その番外編として、本事業にご賛同いただきました会津若松市在住の金田様(御年80歳)から、「什の掟」の額を頂戴いたしました。(写真)
会津若松市の鶴ヶ城も幕末当時の赤瓦に葺き替えられ、福島県は現在、来年のNHK大河ドラマ「八重の桜」で盛り上がっています。
今回、頂戴しました「什の掟」は、会津藩の武士の子弟が、6歳から9歳まで地域ごとに組を作って学んだ武士としての心構えです。そこには今にも通じる忘れてはならない、大切な教えが含まれています。
1 年長者の言うことに背(そむ)いてはなりませぬ
2 年長者には御辞儀(おじぎ)をしなければなりませぬ
3 虚言(うそ)をいふ事はなりませぬ
4 卑怯(ひきょう)な振舞いをしてはなりませぬ
5 弱い者をいぢめてはなりませぬ
6 戸外で物を食べてはなりませぬ
7 戸外で婦人と言葉を交(まじ)えてはなりませぬ
※「ならぬことはならぬものです」
金田様ありがとうございました。「日本人の忘れもの」は11月15日まで募集しています。多くの皆さまのご応募をお待ちしております。