サッカー部 ろうきん杯 涙の公式戦1勝
- 公開日
- 2015/07/06
- 更新日
- 2015/07/06
学校だより
7月4日(土)に相馬市立向陽中学校で、ろうきん杯相双地区予選大会が行われました。
中体連を終えた3年生にとっては最後の公式戦であり、ずっと目標にしていた「公式戦1勝」を達成するために、チーム一丸となって練習を重ねてきました。
対戦相手は、昨年の梅田杯で3対3で引き分けた小高中です。
前半からたたみかける攻撃で、優位に試合を展開しましたが、オフサイドや最後のところで決めきれず、無得点で前半を終えます。後半に入ってもなかなか試合が動きませんでしたが、フォワードの伊東君(3年)がキーパーの頭上を越えるシュートを決め、ついに先制点を取ることに成功しました。
このまま試合が終わるかと思われた後半残り3分、ゴール前での混戦から小高中に同点ゴールを決められ、うなだれる時間もなくPK戦に突入。
全員で肩を組み、祈るように臨んだPK戦。ゴールキーパーの赤石澤君(2年)が相手のシュートをなんと3連続でストップ!飯舘中は3人全員しっかり決め、念願の「公式戦1勝」を達成することができました。
試合終了のホイッスルが鳴ったときに駆けだして喜ぶ姿、キャプテンの涙が今までの全てを物語っていました。全員が一つになって、最高のチームになった瞬間でした。
この1勝が、飯舘中学校サッカー部の新たなスタートです。3年生の熱い想いを受け継いで、1・2年生はさらなる目標に向かって努力していくことでしょう。
最後に最高の結果を残してくれた3年生、今まで本当にお疲れさまでした。苦しくても最後まで走り抜く姿に心を打たれました。本当にありがとう。