大船渡津波伝承館で「津波てんでんこ」について学んでいます!
- 公開日
- 2021/10/15
- 更新日
- 2021/10/16
後期課程のようす
大船渡津波伝承館では、齋藤賢治館長さんご自身からご講話いただくことができました。
お話の冒頭では、震災直後に齋藤館長さんが撮影した貴重な映像の説明もありました。
福島では分からなかった三陸沖の凄まじい被害状況に言葉も出ない状態です。
大船渡に伝わる「津波てんでんこ(それぞれ)」の大切さについて、津波の映像や震災後検証用に撮影した写真をもとに、分かりやすく説明していただきました。
わずか5、6秒の間に、パニックならず正しい知識に基づいた的確な避難行動が生死を分けたというお話に、日頃から防災意識をもって過ごすことの大切さを教えていただきました。特に正常性バイアスの危険性については、日頃の危険性回避に役立つものとして学ぶことができました。
巨大な地震が発生し、少しでも津波被害の恐れがある場合は、すぐに高台に避難すること、家族を含めてみんな各自「てんでんこ」で避難すること、どんなに心配なことがあっても絶対に戻ってはいけないことを忘れずに行動したいと思います。
本日は貴重なお話をいただき、ありがとうございました。
いざというときの命を守るための行動に生かしていきます。